プロデューサーレターvol.19 - オルサガ【公式】オルタンシア・サーガ

いつも「オルタンシア・サーガ」をお楽しみいただきありがとうございます。オルサガ開発プロデューサーf4samuraiの田口です。前回が1月で今回が12月と、正真正銘の1年ぶりの更新となってしまい、申し訳ありません……。vol.18で『もう少し暖かくなった頃（3月頃……）に、また。』なんて締めておきながら、また寒い季節になった頃にこうして書いているという次第で、お恥ずかしい限りです……。そんな謝罪からの書き出しで恐縮ですが、2021年、振り返っていきたいと思います。

今年の頭は、まずなんと言ってもオルサガのアニメ化が一番のトピックでした。皆さん、ご覧いただけましたでしょうか？アプリの方では、物語の別視点を描いた「サイドメモリーズ」の展開も行い、さらには「オルタンシア・サーガR」の配信も開始され、多面的にオルサガの世界を提示させていただきました。各コンテンツを行き来することで、より深く“オルサガ史”を楽しんでいただければと思います。

そして、夏には新章「リローデッド」が始まりました。こちらの制作裏話的なことを少し。「リローデッド」前の本編である「ゼロ」は、過去へのタイムトラベルや歴史改変など、1～3部とも絡み合いながら展開する仕掛けで作られた物語でした。対して「リローデッド」は、その反動というか、「ゼロ」の後日談的なポジションでありつつも、ストレートな冒険活劇風の作りにしようという方針を立てました。こうして生まれたキャラクターが主人公の「ルージュ」であり、「ルキウス」であり、そして「テレジア仮面」なのです。物語の作りとしては、オルタンシア各地をルージュたちが巡り、そこで起こるトラブルを解決していく……というベースがあります。それ以外にも、「ゼロ」の後の世界がどうなったのかという答え合わせという側面や、物語全体を貫く“事件”もあったりと、複数の軸で構成されています。来月には6章が配信されますが、これらの軸を踏まえた上でプレイしていただくと、よりお楽しみいただけるのではないかと思います……！

その他にも、カジノ・ミラージュの面々による夏イベントや、「ゼロ」キャラクターが仮装をしたハロウィンイベント、さらには国営放送などなど、色々と展開してまいりました。年明けからも、正月イベントから始まり、様々な企画を用意しております。是非チェックしてください！

残念ながらまだまだ世界的にコロナ禍に見舞われておりますが、皆様におかれましては、どうか健やかな日々を過ごしていただければと思います。本年もオルサガをプレイしていただき、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします！

……ということで、次回更新の予定ですが……今度こそ暖かくなった頃に！